MOAとは

■ MOAとは

MOAとは角度の単位です。 

ほとんどのライフルスコープには仰角・横風調整が付いています。 これによりターゲットの中心(弾丸の着弾)がスコープの照準中心にくるよう調整することができます。 この調整幅の単位としてMOAが使用されます。 100ヤード(約91M)先の1インチ(約2.54cm)が1MOAになります。 距離が半分の50ヤードの場合、1MOAは0.5インチになります。 1目盛1/4MOA調整のスコープで100ヤード先のターゲットを見ているします。 照準十字線は1クリックで仰角調整であれば上下方向に、水平調整であれば左右に1/4インチ移動することになります。 
1/4 MOA

一般的には1MOA100ヤード先の1インチの長さと覚えて於けばほぼ問題ありません。 − (正確には1インチより5%弱長い)  

例: アーマサイトのA.I.M.を1倍率のスコープに取り付けた場合プロジェクターは65MOAのサークルとその中心に3.2MOAの照準ドットを映し出します。 よってこのスコープで見た場合、100ヤード先でサークルの直径は65インチ(約165cm)になり中央のドットは3.2インチ(約8cm)となります。

■ MOAを詳しく知る 

MOAとは "Minites of Angle" (ミニッツオブアングル)の略です。

MOAはターゲット射撃する際使用する角度の単位です。 一般的に角度の大きさを°(度)で表現しますが、ターゲット射撃では不向きな単位になってしまいます。 先の例の100ヤード先の1インチの大きさのターゲットの角度は0.015915°です。 このように小さな角度を表す場合、°よりMOAの方が都合がよくなります。 円周(360°)を360で割った角度が1°です、その1°をさらに60で割ります、それが1MOAです。 60なのでそれを時計にみたてMinites (ミニッツ-分)を使います。 

■ MOAを計算する

この計算で100ヤード先の1インチをMOAで表すと 角度=0.015915°x60MOA(1°)=0.9549MOA になります。 おおよそ1MOAです。 これが一般的に100ヤード先の1インチを1MOAとするいわれです。 

では100ヤード先の1インチは実際何MOAのでしょう? 

円周率(π)を3.1416とし100ヤード先の円周を求めます。 2 x π x 100ヤード = 628.32ヤード 円周の長さは628.32ヤードです。
628.32 ÷ 360 ÷ 60 = 0.029088889ヤード = 1.047200004インチ  つまり1MOA は100ヤード先の1.047200004インチとなります。
この長さは弧の長さなので実際のターゲットはわずかに短くなります、ただ円周率を3.1416としている時点でその誤差が湾曲分の誤差より遥かに大きいためこれ以上の計算は不要とします。(というよりできません)



イメージ図です。
0.015915°という極端に小さい角度です。